ECCジュニアBS城西教室
講師の古川いづみです。
今年もよろしくお願いします。
「話をそのままに聞く能力」がある人はすごい!
レッスンでは英語でのコミュニケーションを教えていますが、私が思うコミュニケーションが上手な人は英語でも日本語でも「相手の話をそのまま聞ける人」です。
コミュニケーションって双方向の関係ですよね。
「伝える努力」という言葉はよく聞きますが、「話をそのまま聞く努力」はどうでしょう。意識した事はありますか?
「話をそのまま聞く能力って、話は聞いてますけど?」と言われそうですが、今聞いている話が、話し手がしている内容と一致していないとしたら…
アンジャッシュの行き違いのコントが成り立つのは「聞き間違い」や「勘違い」が多かれ少なかれあるからなのではないでしょうか?
会話が行き違う原因として考えられるのは
話し手が内容を省略をして相手に通じるように話していない、聞き手が自分の感情に委ねて聞きたいように聞いている…
聞いている話をそのままではなく、自分の感情に任せて理解してしまったら、それは相手が伝えたかった事と違っていたり「自分の感情(もしくは感想)」が「その時の事実」になっている事があるかもしれないのです。
逆もありで、話し手が聞き手を置いてけぼりで、感情にまかせて話をしてもすれ違いは起こり得ます。(私は話をした!=話が通じた!)となっていたり。
『話をそのまま聞く』ために…
相手の言葉はそのままに、自分の感情と分けて受け取っていますか?
相手の気持ちを勝手に決めず、分からなかったら保留をしたり、相手に聞いて確認をしていますか?(その時に相手が答えてくれるかは相手次第という事も含めて)
という事を書いてきた私もアンジャッシュのコントのような行き違いの経験もあり、日々「伝える努力」と「そのまま聞く努力」をしています。