小学1.2.3年生クラスの自己紹介やインタビューのコーナーで“What's your favorite food ?”（あなたの一番好きな食べ物は何ですか？）という質問があり
「えー！？アレもコレも好き！どうしよう！」 という声が毎年上がります（笑）。ところが、いざインタビューになると
“What's your favorite food ?”
“…”（沈黙）
「あれ？どうしたの？」
「選べない！！」
「選べなくて黙っちゃうのか〜そうかぁ。でも答えないと好きなものが“無し”なっちゃうよ？」
「ええっ？なんで？」
「教えてくれないと分からないよ！頑張って一つ選んで言ってみて？」
「じゃあ、いちご！“I like strawberries!”」
「Good!」
「先生、私がいちご好きなの知らないの？」
「今日初めて知りました。」
「先生もいちご好きでしょ？」
「私はいちごが嫌いです。」
「ええっ？！いちごが嫌いな人っているの？」
「はい、ここに！」
なんてやり取りもありました。
特に小さい生徒さんは「伝えないと分からない」事を理解していない場合もあります。
上のような会話は一見突き放しているようですが、自分と相手の区別を明確にしているのです。
もちろん会話の流れから「察する」事もできますが、それは「自ら発信をしなくても理解してもらえる。」という誤学習になり、また外国ではこの「察する」は「相手の気持ちを勝手に決める失礼な行為」になり得るので危険でさえあります！
小さいようですがとても大切な事です。この積み重ねが後に、各種英語検定での英作文や英語の面接で発揮されるようになりますよ！You'll see！
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