留学時代　アイルランドへの小旅行 - liz’s diary ECCジュニア城西教室

イギリスは学期毎折り返し時期に1週間ほど中休みがある学校が多い。

2学期の中休みに友人からアイルランドへ行こうと誘いがあり、一泊は*パトリシアの実家に泊まれるからと。（実家のお母さんの様子を見てきてくれと頼まれたらしい）この2月の寒い時期にアイルランド？と渋る私に友人は「ステーキが美味しいらしい。そして激うま*ポテチがある。」魅力的じゃないか！（単純）

アイルランドは近い、とはいえこの時代はテロの影響から空港では金属探知機のセキュリティーチェック、職員によるボディーチェック、持ち物検査も厳しかった。友人はパトリシアに持たされた大量のお土産を一つずつ説明。フライトより出国手続きに時間がかかった。目的地のダブリンまでは1時間弱。臨時便でプロペラ機になり、揺れに揺られ酔う寸前で到着。

当時のアイルランドは質素で物価も安く、公道は穴だらけだった。

パトリシアの実家もタイムトリップしたような古い住まいだった。私達は暖房のきいた部屋に通された。これは最大のもてなしだと感じた。

パトリシアのお母さんは元気そうで、アメリカから帰国中のパトリシアの弟さんも出迎えてくれた。あれ？弟さんがいるなら来なくて良くない？と思っていたら、どうやら恋人と別れて落ち込んでるからその様子も見てこいと言われたらしい。友人よ…先に言って。メイク直すとか色々あるじゃないか。

久しぶりのアメリカ英語に動揺しながら挨拶を交わし、大量のお土産を渡す。パトリシアが相変わらず無理を言ってるな？と皆で笑い紅茶を飲むなど。

アイルランドはイギリスとは違う国だ。当たり前だけど、近くて遠い。パトリシアの弟さんは「アメリカの方が近いよ、だって隣の国だし。」と言う。そしてこの国ではこのジョークがよく使われていた。

海沿いを巡るツアーに参加した時の地元ガイドさんも言っていたな。

どこへ行っても皆親切で、イギリスで荒んでいた心が洗われる旅だった。イギリスよりアメリカを隣国というアイルランド人の気持ちが…なんとなく分かったような…

ステーキも食べた！ギネス・ストアハウスも行った！観光スポットも巡った！The Cranberries 縁の場所も行けた！あとはポテチ！！冬を乗り切る為に買いだめだ！と帰る日に地元スーパーでポテチを箱買いする私。友人はパトリシアに頼まれたかなりの量のパンケーキミックスを買っていた。お疲れ〜。

*パトリシアは友人のホームステイ先の奥さん、こちらのブログにも登場してます👇

【留学時代ベビーシッターのお手伝い】

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